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Google Homeで家電を制御

(2017/12/26 もろもろ雑記)

 先日購入したGoogle Home mini。購入して数日経つと少し距離を置いてしまいましたがw、口に出していろいろ問いかけるのに慣れ、照れくさかった感じも無くなり(最初は特に近くに誰かいるとね)、まぁ便利に使っています。お願いすると、Xマスソングも流してくれるし、命令し忘れなければちゃんと朝起こしてくれます。

Nature Remo
 ところが、我が家の本来の目的はこんなものではありません。今回、狙ってか12月頭に注文していたNature Remoが、クリスマスイブにヤマト運輸に変装したサンタが届けてくれました。これをホームネットワークでGoogle Homeと繫ぐと、Googleに話しかけることで、室内の家電がリモコンを使うことなく制御できます。

 実は、Google HomeはフィリップスのWi-Fi内蔵LED照明とか、Chromecast(Googleのネット動画等をTVに表示するドングル)を別途購入すればそれらを制御可能なのですが、それらは安くないですし、家にある既存の物を入替える気もありません。一方で、Nature Remoは赤外線リモコンで制御しているものは全て制御ができるため、汎用性があります。特にエアコンリモコンには強いので、温度設定、風量設定もできたりします。(またこれらはスマホでも制御ができるので、外出先でも家の照明のオンオフやエアコンのオンオフができる)

 ただ、Google Home経由(口頭命令で)にこれらの制御を行うには、ワンクッション、外部のサービスを使う必要があります。それはIFTTT(イフト)というサービスで、Web上のサービス(例えばFacebook、Dropbox、Googleアシスタントetc.)同士を連携できる無料の物です。(詳しくはググッてくださいw)

 それを使うと、Googleアシスタントという言語を理解するサービスを通して「エアコンをつけて」と言うと、Nature RemoのWebサービスを通して、エアコンに信号を送ってくれてエアコンをつけてくれるということです。また、応用編(というわけではありませんが、)として、「おやすみ」と言うとエアコンやTVや照明を同時に消してくれたり、「ただいまー」というといろいろと付けてくれたりするわけです。

 と、ここまでのところはいろいろなサイトで紹介されているのですが、早々うまくいかない難所があります。それは、Google Homeが持っている予約語です。つまり、命令のNGワードというか、特定のワードは特定の動作が決まっているという点です。

 例えば、「ライトを付けて」は、先ほど書いたフィリップスのWi-Fi内蔵LED照明等のデフォルトのGoogle Home対象デバイスに対しての予約語になっているようで、この命令で自宅の赤外線リモコン照明を付けようとすると「登録されてません」みたいな返事が来て受け付けてくれません。テレビ関連NGも多いです。なので、これらの予約語を避けて命令するわけですが、予約語一覧みたいのは(たぶん)現在存在しません・・。ここが調整のしどころです。

 一応、私が認識させることができたOKワードは
照明であれば「ライトオン」「部屋をオン」「リビングつけて」等です。
TVのオンオフだと「テレビをオンオフ」とか。「つけて」はダメだけど、「オンオフ」はいけそうです。
(将来変わる可能性はありますけど一応備忘録として)

 ただ、裏技としてGoogle Homeアプリ内のショートカット機能を使うと、こちらの命令後は予約語より優先されるようなので、「電気をつけてちょうだいな」みたいな、ちょっと言うのが恥ずかしいような、でも、予約語では無いことばを一旦renoで登録して、ショートカットという機能の中で、通常の話言葉とそれを対応させれば動作させることができます。

 なかなか、ドラえもんやバックツゥザフィーチャーパート2みたいな世界にはまだ簡単にいきませんが、誰かが書いていましたけど、こういう機械は黎明期であーだこーだ悩んでいじっているのが楽しいんですよね。古くはMS-DOSとか、ザウルスの出たてとかね。しばらくは遊べそうです。

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