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引越大作戦(番外編)ウォシュレットの取り付け方ノウハウ

(2023/04/17 もろもろ雑記)

 引っ越すにあたり、今住んでいるところのウォシュレットを外して、新居につけてもいいのですが10年近く使っているものですし汚れているので(汗)、新しいものを取り付けることにしました。それにあたって色々とあったので備忘録というかノウハウの共有ができればと思い残しておきます。

 まずどんなウォシュレットに使用かと思って家電量販店に行って聞いたりして、これって決めたものがあったのですが在庫がない、入荷時期不明ということでいったんペンディング。(コロナによる半導体不足の影響ですね)
 で、改めてネットとかで色々な商品を調べてみると、家電メーカーに比べると少し高いけどやはり品質で抜きにでているのはTOTOで、その中でもウェーブ洗浄が優秀ということで「アプリコット F1」という機種に決定しました。ただ、これはリテール(量販店向け)モデルではないため、量販店では取扱いが基本的になく、ネットで購入するしかありません。また、リテール品は交換に必要な一部部材がついていますが、アプリコットは別途必要になる部材があります。それも含めて、交換のノウハウを記載します。

 先に書いたように、購入はネット通販が主となります。kakaku.com等で見てもらうとわかりますが、有名な家電量販店のネットショップでも出ていますが、最安値に近いショップに比べて2倍近い
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価格になっています。私の場合は、引っ越しに伴う購入なので、商品到着の日時指定ができてカード決済可能の某中堅サイトにしました。(以外の日時指定できないショップが多いようでした)

 取り替える便器は、写真のようないわゆる普通の洋式トイレです。これ内見の時にたまたま取った写真なので細かい寸法とかわかりませんでしたがTOTOであることと、コンセントがあること、またよく見るとそれにアースもついていることがわかります。コンセントとアースは必須なので確認は大事です。

 交換には左側のパイプ(赤枠部分)を取って、アプリコットに付属の分岐金具を取り付けて、それとトイレのタンクを再びつなぐ必要があります。取り外したパイプはもう使えないので、まずこれを用意しておく必要があります。フレキシブルパイプ(菅)というのですが、重要なのは「両端G1/2ネジ」を用意することです。長さを必要に応じてになるのですが、当然短いとダメなわけで少し長めでもフレキブルに曲がるので私は600mmの「TRUSCO(トラスコ) フレキシブルパイプ 外径Φ16X600mm TFP-13600」を購入しました。(結論から言うと付けてみたら少し長かったですが問題なくついています)

フレキシブルパイプ
 で、これを交換するには水を止めないといけません。この写真でいうとパイプの中央付近にある止水栓をマイナスドライバーを使って回して止めるわけです(赤矢印)。ところが、私の場合これが堅かった!でも、力を込めてやり過ぎるとネジを壊してしまう可能性も!こんな時は、部屋全体の水道の元栓を締めましょう。部屋の明け渡しの時には、多くの場合水道の元栓が閉じてあり、新たに住む我々で開ける必要があると思います。私もそれをおこなった直後だったので、どこを閉めれば水道を止めることができるのかがわかっていたのですぐに対応できました。(ただしトイレ以外の水も出ませんので注意です)

モンキーレンチ
 水が止まればパイプのナットを外します。ここで必要となる工具がモンキーレンチ。これも持っていなかったので購入しました。柄の長さによっては1000円以下で購入でき私は300mmのものを選んでしまいましたが、トイレ交換程度であればもう少し短いものの方が作業がしやすかったです。「高儀 M&M モンキーレンチ 300mm M-300」

 パッキンを忘れずに間にいれて各部品を締めます。入れ忘れたり締めが緩いと水漏れしますので注意です。

 この順番で説明してきましたが(実作業はこの順番でしたが)、作業前に確認しておきたいことがあります。Youtubuの交換動画を見ていた時に、意外と苦労していたのが旧便座の取り外しです。これ自分で取り外しができないとそもそも交換不可能ですし、パイプ外した後だとNGなのでちょっと外れるかどうかのチェックが必要です。
便座締付工具
 何が大変かというと、固定しているナットが堅くて、しかも手が入りにくいところにあり、モンキーレンチもうまく届かないので手で回すことになるのですが、【無理!】でした。この瞬間、工事は業者に頼むしかないなぁ・・となったのですが、ネットで検索するとこんなものがヒット。「TOTO 便座締付工具組品 TCZ3Y」実際これが合うかどうかは人によってかもしれませんが、私の場合はジャストヒット!とにかく便器の取り付けナットが緩むかどうかの事前確認は必要ですよ!

 その後、新しいウォシュレットを付けるのですが、旧便器のサイズによってベースプレートの位置を調整する必要があります。説明書には旧便器のここからここまでのサイズの場合は、このメモリに・・・みたいに書いてあったのですが、あちゃーメジャー持ってくるの忘れた・・・。そんなときはスマホ(iPhone)の計測アプリ。初めて使いましたが役に立ちました。

 ここまでいけばあとは簡単。アース、給水ホースを接続して、リモコンを壁につけて終了です。なんだかんだで1時間半くらいでしょうか。取付手数料8千円~1万円くらいかかるようですので、これで美味しいものでも食べましょうっと。

引越の際、買って便利だったもの2選はこちら

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