村上龍 著 ニューヨーク・シティ・マラソン
(2005/04/02 もろもろ雑記)
村上龍 著 の「
ニューヨーク・シティ・マラソン」を読みました。Yahooオークションで100円也(単行本ね)。でも、送料とかかかって390円+振込み手数料と安い買い物ではなかったかな・・。
とりあえず、ニューヨーク・シティ・マラソンに憧れる者として、押さえておかなきゃいけないと思っていました。それゆえ、この小説がどんな内容かとかは、意識せずに読みました。
この書籍自身は村上龍の短編集ですので、「ニューヨーク・シティ・マラソン」はすぐ読み終えてしまいましたけど。
以下ネタばれ少々あり・・・
ストーリーは娼夫(?)で、同居人が娼婦。その同居人がお客さんと勝負をする。お客さんより先にニューヨークシティマラソンでゴールしたら賞金を$1000、負けたらその晩の代金は払わないという賭け。
主人公は、最初は興味なさげだが、当日自分のアパート前を走る彼女を応援してしまう・・。
みたいな内容でしょうか?
正直、ランナーズやクリークに載ってるランナー手記のようなものを期待してはいけません。あくまでも、小説家が「ニューヨーク・シティ・マラソン」という材料をたまたま(?)選んだだけじゃないのという感じです。また、ランナーの目線で見ているわけではないので、これを読んでランナーとしてエキサイトはしませんでした。まぁ、「ニューヨーク・シティ・マラソン」というのが小説のタイトルになるくらい、メジャーな大会というのはわかりましたけどね。
ああ、あくまでも、国語3の私の感想ですから。村上龍ワールドはたぶん十分展開されていますので、好きな人はとっても気に入る小説でしょうけど。
ごめんなさい。
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【いただいたコメント】
>アロハ幸満 さんからのコメント
村上は村上でも、龍よりも春樹を読む機会が多いですね!
最初の出会いは、やはりノルウェイの森からです。上下巻を一晩で読んでしまいました。
その影響からか、都心を無意味に歩くことが好きになりましたね。今で言う所の散歩?ウオーキングでしょうか?かなりの衝撃がありました。
すいませんあまり記憶が薄いのですが、カフカの何とかの浜辺?という本が売れているようですね。興味はあるのですが・・・まだ、読んでいません(^^ゞ
村上龍は、テニスに夢中になっていた頃に良く読みましたね。彼もやはりテニスが好きで、テニス関連の本を書いてます。テニス界の悪童マッケンローの全盛の時代です。大好きでしたね( ̄▽ ̄;)
ニューヨークシティマラソンに参加した2000年大会ヒデオがあります。記念にと、大会前に選手受付の時、大会ビデオ申込ブースがありました。受け付けの女性も申込書も全て英語で、質問やら書き込みで苦労しました(^^ゞ
懐かしい・・・
ビデオを見ると、その応援が想像絶するほどの数に驚きますよ!約200万人の沿道の応援者数と言われています。ひとつの祭です。地元もテレビは全ての局がスタート数時間前から中継してて、市民ランナー中心の放送です。
2005/04/03
>走る9番ライト さんからのコメント
この小説は読んだことありませんが、たまたまきのう見つけて今朝観たDVDが『マラソン マン』でした。ダスティン・ホフマンです。こちらもストーリーはマラソンとは全然関係のないもので、主人公がマラソンのトレーニングをしている青年というだけで、タイトルに引かれてレンタルしたとすれば、落胆モノでしょうね。でも、ダスティン・ホフマンの映画ということで選んだとするならば、期待を裏切らない演技を見せてくれます。作品は★3つ半。主演男優★4つ半。 ^^
2005/04/03
>masa さんからのコメント
>アロハ幸満さん
たしかに春樹の方が今はメジャーかな。とはいえ、どちらもあまり読む機会がありませんが・・。
>走る9番ライトさん
おお。その「マラソンマン」も名前だけで、見ておきたいリストに入っていました。忘れていた。
やっぱ、ちょっと期待とはちがうのですね。情報ありがとうございます。
2005/04/03
>小虫 さんからのコメント
久々に本棚をほっくり返してしまいました。私がこれを初めて読んだのは高校生の頃です。自分がフルマラソンを走るなんて思ってもいなかった頃です~。
龍氏は「走れタカハシ」とか、スポーツを題材にした短編は結構多いけど、本人は全く走る気なし!ですね。春樹氏とは「龍」「春樹」の仲みたいですけど、ランナーとして読むならやっぱり春樹氏・・・。
2005/04/03
>masa さんからのコメント
>小虫さん
へぇー、高校生の時ですか。久しぶりに読んでみてどうでしょう?
でも、高校生が読むにしては結構ショッキングな(?)内容でもありますよね。
2005/04/03
>こうめ さんからのコメント
だいぶ昔に読んだ記憶があります。
でも、その後ブックオフに売ってしまったと思います。あまり内容覚えていない。
村上と言えば、ランナーならやっぱり春樹ですか。彼は、10キロやハーフでは味わえないものがフルマラソンにはあるというような事を言ってますね。春樹が行ったというジャマイカのホテル(COYABA)を、’99NYCマラソンの後のご褒美で訪れました。
NYCマラソンの応援を経験すると、退屈で単調な練習コースもその時の事を思い出すことで乗り切ることができます(笑)
2005/04/06
>masa さんからのコメント
>こうめさん
ブックオフ行きですか。私のも古本ですから、廻り廻って来たものかも(な、わけないか)
ご褒美でジャマイカはいいですね。でも中南米とかは、東海岸に行ったついでじゃないといけませんよね。なかなか。
2005/04/06
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