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貫井徳郎-愚行録

(2006/09/12 もろもろ雑記)

愚行録
 うちの奥さんが読み終わったので、読む?と言われて久しぶりによんだ貫井徳郎。なんでも彼は、練馬の江古田あたりに住んでいるんだか住んでいたんだからしく、この本「愚行録」の舞台は、うちから2kmくらいの城北公園周辺ということになっています。よって、その城北公園とか氷川台とか上板橋とか池袋とか志木とか超ローカルな地名が出てきて、ちょっとうれしい。
また、このストーリーに出てくる人達はたぶん私くらいか、数年下の年齢なんですね。それらの登場人物が大学生や社会人成り立ての頃の回想を元に話が展開していくので、みょうに生々しかったりします。作り話が作り話じゃないような気がして・・・。

この作者は独特の手法で、ストーリーを進めていきます。最初に読んだ「慟哭」とか、ぶっ飛びました。

この「愚行録」はそこまでいきませんが、やっぱり変わっています。で、読んだ後のあと味、悪いです。(^^)
ちょっとリアルっぽいだけに、このあと味の悪さは・・。

しかし、本人は自サイトの中で、「最悪に不快な読後感を残す話を構想しました。」って書いているんですよね。

はは、やられました。

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【いただいたコメント】
マハロ菊池 さんからのコメント
貫井という名前からして目白通り(細かくいうと環八との立体交差のあたり)が目に浮かびますね。
http://www.city.nerima.toky...

2006/09/13

>roadman1971 さんからのコメント
「慟哭」にはびっくりしましたね。ああいう手法があるのか、と読後感に悔しさがてんこ盛りだった記憶があります。

城北公園はドッグランの下見をかねて、あのまわりを車でうろうろしました。一方通行が多くて苦労しました~。

2006/09/13

masa さんからのコメント
>マハロ菊池さん
おお、地名から来てる可能性ありますね。ちなみに彼は早稲田大出身らしいので、貫井あたりに住んでいても不思議でないし。

>roadman1971さん
城北公園は小学校1年生の時の遠足場所でした(^^)

2006/09/13

ふたりぼっち さんからのコメント
身近の地名が出てくると嬉しかったりしますね。
、「最悪に不快な読後感を残す話を構想しました。」って、面白いですねぇ。
後味の悪い映画や本は苦手ですが
最悪を構想された作品はどんなものかと興味がわきますわ(笑)
ブックオフにあるかな~

2006/09/15

masa さんからのコメント
>ふたりぼっちさん
実はうちは、図書館で予約して借りたようです。

2006/09/15



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