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第16回「飛翔」千葉ウルトラマラソン

(2007/06/04 大会参加記)

2007年6月3日 千葉市幕張新副都心 60km

飛翔千葉
 ウルトラ100kmマラソンへの第1ステップにすべく、「飛翔」千葉ウルトラマラソンにエントリー・参加してきた。結果は、40km手前で棄権。フルマラソンにも満たない距離でレースを終えた。

当日、受付は7時から7時45分までに海浜幕張駅から徒歩10分程度の浜田川緑地にて。うちからだと、電車で意外と時間がかかり6時前の電車に乗る必要がある。しかし、ほとんど人の乗っていない車両でうとうとしながら、現地着。今年から、要回収となった、新品のゼッケンを受け取りランシャツに装着する。

飛翔千葉ウルトラマラソンは浜田川の周辺の公園緑地を周回する。1周3.4km。最初に距離調整で2.2km走って、3.4km周回を17周で、計60kmだ。
準備運動もそこそこに、スタート時間。天気は快晴。焼けそうな1日。8時ちょうどスタートだ。

スタート後は、走友のpayutaさんに併走いただく。なにせ、初めてのフル以上の距離。ペースがわからない。じゃあキロ6分くらいでいきましょうということになりついていく。確かに自分自身でも、あまり遅いのは、フォームも変わってしまい後々逆に苦しむ気もするので、それくらいがいいような気がする。

ところが、朝イチというところか、8時といえども日差しの強いせいか、どうも体が重たい。あまりいいスタート状態とはいえないようだ。
とはいえ、どういか5kmくらいを越えたあたりから、足が出るようになってくる。1km6分くらいということだったが、流れに任せたペースで5分30秒くらいに上がる。まぁ、それもよしとする。

給水は2箇所。給食・給水(水・他いろいろ)のゴール地点近くと、その反対側の給水所(水のみ)。4周目くらいからメインエイドで休憩を入れる。最初、ドリンク一口が、それプラスフルーツ。それともう一杯・・・とかで、休憩タイムが30秒くらいから2分以上になっていく。また、反対エイドでも水休憩を入れる。payutaさんと別れてから、そんな風に少しずつ、ピットイン時間が増え続け、なおかつ周回も徐々にキロ6分に近づいていく。

6周目くらいで、右足裏が痛くなる。うーん、なんだろう。まぁそのうち痛みも引くかなぁと思い、続ける。
途中でトイレに寄るが、その時、ランシャツランパンが汗だらけであることに気づく。思いの外、気温は高く、相当汗をかいているようだ。まぁ給水はちゃんと取れるので脱水とかの心配はないが・・・。

足裏はあまりよくはならない。今回、レースに使うのは初めてのオニューの靴。でも、先日玉川上水LSDで40km以上は試しているから、これのせいでもないと思うのだけど。試しにシューズに水をかけて水冷を試みるが効果なし(^^)。そんなこんなで、半分の30km通過。あと、半分かぁ・・・。気持ちが凹む。

1周3.4kmというのは、実は今どれくらい走っているのか計算しずらい。たぶん、この1周が終われば40kmという周回。足裏の痛みが大きくなってくる。このまま走ってもっと悪くしたら・・という囁きが聞こえる。
「やめちゃえば?やめちゃおうか。だって、本当に痛いじゃん。この状態であと20kmなんて絶対走れないよ。なら、ひどく成る前に止めたほうがいいよ・・・。」

そこまで悪魔の囁きが聞こえると、あまり悩むことなく、足が止まりウォーキングに。リタイヤ宣言できる周回ポイントまでは2km。とぼとぼと進む。後ろから首筋に当たる日差しが痛い。暑いなぁ・・。
さっき抜かして来たランナー達に抜き返される。みんなすごいと思う。おい、自分は情けなくないの?うん、だってしょうがないじゃん。

結局、12周で終了。39.6km。あと1周すればフルマラソンを越える距離だったのはわかっていたけど、とにかくおしまい。ゼッケンをはずして、靴を脱ぐ。

着替えて、走っているランナーを尻目に、その場所を離れる。途中で食事をして、家について時計を見る。まだ、走友は走っているだろうか?ゴールしただろうか?そんな時間。

リタイヤは初めて。でも、全然悔しくない自分が悲しい。今までなら、情けない自分に腹も立つはず。それが無い。燃えてないの?真剣じゃないの?そんなのでいいの?
足の状態もちょっと不安だけど、それ以上に、これからの精神的な壁になるような気もする。

さて、これから100kmマラソンに向けて、そう楽ではない挑戦であることはわかった。でも、鍛えるのは足と精神力?

ふぅ。



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【いただいたコメント】
「た」 さんからのコメント
おぉ.....まるで去年の自分のエントリを見ているようですわ(笑
でもウルトラなんて私みたいなヘタレでも完踏できる.....って、今回体現できたので、まささんなら絶対大丈夫ですよ♪

2007/06/04

ヒロ児玉 さんからのコメント
飛翔千葉お疲れまさでした。ウルトラへの鍛錬のためのレースなんだから全然気にすることないのでは。本番へ向けていい経験できたと思って次回へ頑張りましょう!

2007/06/05

さまりす さんからのコメント
ボクの去年のホノルルマラソン、棄権ではありませんでしたが、途中歩き、歩き。全く同じような感じで自分をごまかし、「悔しくない自分が悲し」かったのが、甦りました。
でも、ウルトラに挑戦されたということだけでも、それで少しは精神的に変わるんじゃないですか?

2007/06/05

payuta さんからのコメント
飛翔千葉は練習会のようなゆるい大会で、何周で辞めても記録証がもらえるので、ゴールを目指すほかの大会とかなり違いますね。ひどい怪我をしないことが一番だと思います。
私は最後の1周で初めての脛の痛みが出て、今も残っているので整形外科に行きます。がくっ。

2007/06/05

マハロ菊池 さんからのコメント
まあ、そういうのらない時もあるでしょうね。

2007/06/05

>wiwi さんからのコメント
ぐるぐるって向き不向きがあるような気がします。私は普段もぐるぐるなので走りやすいんですが。足の痛みがひどくなる前にやめたのは正解です。DNFしたって精神力が足りないとはいえないと思います。燃えるときもあれが燃えないときもありますよ~。ハイ、つぎ!!

2007/06/05

>まったか。 さんからのコメント
かなり暑かったみたいですなあ。ま、そんなときもありますよ。ドンマイ、ドンマイ(古いか 笑)

2007/06/05

>shobun さんからのコメント
すべからく、痛いのは、やめて正解です!痛いはからだの悲鳴、つぎ、いこう、つぎっ。

2007/06/05

こじろう さんからのコメント
飛翔千葉おつかれさまでした。
100km3大会連続DNF中の私が言うのもなんですが、調子の悪いときもありますよ。
気持ちを切替えて前へ進みましょう(^^v

2007/06/05

亀オヤジ さんからのコメント
短い周回コースやからねえ・・・1周する毎に気持ちが揺れるんですねえ。
しかたないですよ。ワンウエィや往復コースじゃあ、粘りますよ。絶対に。

2007/06/05

HIDE10 さんからのコメント
お疲れ様でした。
日曜日は暑かったですね、
幕張副都心は日差しを遮るものも少なかったのでは?

2007/06/05

RASCAL さんからのコメント
私も所沢8時間耐久に出ますが、周回コースって、モチベーションを維持するのむずかしいですよね。
途中しばらく休んでまた復活するとか、普通のレースと違う考え方をするのがいいと思います。
ポイントは、長時間動き続けること。

ウルトラは、暑さ対策とか、給水、給食とか、いろいろと走る以外の要素があるから、そう簡単にはいかないですよね。

2007/06/06

masa さんからのコメント
>コメントいただいた皆さん

暖かいお言葉ありがとうございました。まずは足の直してぼちぼち再挑戦に向かいます。

2007/06/06

ryuji1962 さんからのコメント
遅ればせながら
お疲れ様でした!
周回だたので気分が乗らなかったんじゃないですか? 私のようななんちゃってでも完走できますから 大丈夫ですよ!
富士登山より充分楽ですから(笑)

2007/06/09

masa さんからのコメント
>ryuji1962さん
富士は4時間半で終わりますからねー(^^)
もっと長いのは苦手かも。

2007/06/10



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