昨年公開された映画「
サンダーバード (2004年劇場公開版)」のDVDを借りてきた。
サンダーバードといえば、我々世代の男子であればみんなのめり込んだ人形劇です(よね?)。
約40年前に作られたとは思えないリアルなマシンの数々。発射シーンとかは痺れものでした。その
サンダーバードが人形でなく実写で登場という映画予告を見たときはワクワクしたものです。ところが、実際予告を見ると、国際救助隊の乗り物が全部デザインが変わってる!これは
サンダーバードじゃないぞと思ったものです。
で、劇場での鑑賞はパスしたのですが、先日DVD化され、また1週間レンタルも可になったので借りてきました。そんなに期待はしていなかったんですけどね。だから、あっというまにレンタル期限が迫ってきて、眠いけど見なきゃって感じで鑑賞会です。
ところが、みごとに壺を押さえているんですね。昔みた人形劇の中から今に至るまでの、
サンダーバードに持っていた自分なりのイメージをちゃんと再現してくれているんですよ。今回、実写といっても乗り物とかはもちろんCGで飛ばしているわけで、そういう意味ではものすごくリアルにかっこよく表現されています。トレーシーアイランドが舞台なんですが、ほんと、心の中にあるイメージそのものですよ。製作者は絶対
サンダーバードを見て育った同世代ですね。ほんと、押さえるべきところは全て押さえています。
この映画の場合、実写というのがまず前面に出てしまいましたが、ストーリーの主役はやっぱり
サンダーバードの各種乗り物や装置になっています。だからいいのでしょう。人形と実写のギャップを感じないんですね。
いやぁ、期待していなかっただけに得した気分です。
ただ、ストーリーとかそういうのはいまいちかもしれません。
サンダーバード世代には90点。そうじゃない人には30点って感じでしょうか。でも、私は強く第二弾を期待します。でも、DVDレンタル可まで待って鑑賞っていうスタイルですけど。