さて二日目。この日はスケジュールが大変タイトなので、7時過ぎには宿を出ます。昨日に続いて山口線で津和野に。
高校の修学旅行が萩・津和野・広島だったんですが、その時津和野の印象がものすごくよかったので、ぜひまたいつか訪ねてみたい町でした。
で、その時感じたとおり、今でも好印象の町。
情緒豊かで、山に囲まれた静かな場所でした。(月曜日の午前中ってこともあるかもしれないけど。)
ひととおり散策して、津和野の駅に戻り山陰に抜けようと、なにげなく掲示板を見るとなんと昨日に続き「運転見合わせ」の文字!!
なんでも、落石があって、しかもまだ落ちてくる可能性もあるので運転見合わせとのこと。回復の時間未定。進行方向と逆を行って新山口に戻り下関を通って山陰に抜ける手もありますが、なにせそっち方面の列車が来るのも未定とのこと。
実はこの日は、この津和野の後に出雲大社にでも寄ろうと観光メインの予定だったのですが、一転予定は未定に・・・。
ともあれ、山陰に抜けないことには先がないのでバスとかの道も探すのですが、2時間も出るのは後。ちなみに、特急列車に乗っている人はJRの方で振替臨時バスをチャーターで先に行けたようです。うーん、世の中そういうものですw。
こうなるとジタバタしてもしょうがない。とりあえず、駅の近くにあった安野光雅美術館ってところに行きました。まぁこれはこれでおもしろかったし、プラネタリウムとかもあって2時間はすぐ消化できました。
さて、バス乗り場に行こうかなと思ったところ、山口線動き出すとのこと。(この時点で駅員さんとはいろいろ話をしていてお友達状態)。で、2時間以上遅れてふたたび列車へ。
実はこの日のルート。津和野から山口線で山陰の益田という駅に出て、数少ないアクアライナーという急行を使うことで出雲市に出て出雲大社見学というのでした。
しかし、この2時間以上の遅れて当然急行には接続できず、というか益田駅から山陰線への接続に1時間以上もかかり、出雲大社見学はあきらめざることとなりました。
その列車待ち合わせが1時間以上もできた益田駅では、観光案内で聞いた駅近くの「島根芸術文化センター グラントワ」とか見て時間つぶし。
ようやく来た列車に乗り日本海を望みます。
いやぁー、山陰線。100%単線です。頻繁に特急に抜かれるため、向かいからくる列車とすれ違い停車のため、しょっちゅう駅にしばらく停車します。当然、鈍行はワンマンカーです。1両とか2両とかしかありません。ベンチシートですが、お客さんあまりいないので足伸ばし放題です。でも、東海道や山陽とはちがって、いい世界が広がっています。ここまで来て感じられるなにかがあります。なんて思いながら、訪ねる予定の出雲市もそのまま過ぎ、今日の宿、米子駅へ。到着は21時過ぎ。長い旅でした。
さてさて、3日目は一路名古屋へ。全工程の中でこの日が一番乗り換えが多い日でした。
まずは鳥取へ。砂丘も見たかったけど、いかんいかん、次の列車へ。豊岡乗り換え、マラソンで聞いたことある福知山へ。ふーんここかぁ。その後綾部という駅で、長かった(ほんと長かったw)山陰線に別れを告げて小浜線へ。オバマ大統領で有名になった?!小浜駅をを通りつつ若狭湾の風景を堪能しつつ、敦賀到着。
ここで日本海とお別れして、南下。大河ドラマ「江」で盛り上がる琵琶湖東・長浜あたりを横目に二日前に通過した米原・大垣・岐阜を経由して名古屋到着。
みそかつ食べて就寝・・・。