村上龍 著 の「
ニューヨーク・シティ・マラソン」を読みました。Yahooオークションで100円也(単行本ね)。でも、送料とかかかって390円+振込み手数料と安い買い物ではなかったかな・・。
とりあえず、ニューヨーク・シティ・マラソンに憧れる者として、押さえておかなきゃいけないと思っていました。それゆえ、この小説がどんな内容かとかは、意識せずに読みました。
この書籍自身は村上龍の短編集ですので、「ニューヨーク・シティ・マラソン」はすぐ読み終えてしまいましたけど。
以下ネタばれ少々あり・・・
ストーリーは娼夫(?)で、同居人が娼婦。その同居人がお客さんと勝負をする。お客さんより先にニューヨークシティマラソンでゴールしたら賞金を$1000、負けたらその晩の代金は払わないという賭け。
主人公は、最初は興味なさげだが、当日自分のアパート前を走る彼女を応援してしまう・・。
みたいな内容でしょうか?
正直、ランナーズやクリークに載ってるランナー手記のようなものを期待してはいけません。あくまでも、小説家が「ニューヨーク・シティ・マラソン」という材料をたまたま(?)選んだだけじゃないのという感じです。また、ランナーの目線で見ているわけではないので、これを読んでランナーとしてエキサイトはしませんでした。まぁ、「ニューヨーク・シティ・マラソン」というのが小説のタイトルになるくらい、メジャーな大会というのはわかりましたけどね。
ああ、あくまでも、国語3の私の感想ですから。村上龍ワールドはたぶん十分展開されていますので、好きな人はとっても気に入る小説でしょうけど。
ごめんなさい。