水曜日の夜にニュースでやっていた、「作家 栗本薫さん死去」のニュース。
「作家 栗本薫さんが死去されました。代表作は『
ぼくらの時代 』・・・」
そうそう。これ読んだよ。っていうか、ものすごく面白かったのを覚えています。
ちょうど、読んだのは私が高校生の頃かなぁ。少なくても、その時まで読んだ小説の中で「めちゃくちゃ面白い」と思ったのはこれが最初。小学生の頃のホームズや80日間世界一周もおもしろかったけど、中学の頃読んだ星新一もよかったけど、そういえば新潮文庫の100冊(って当時言っていたかは知らないけど)もおもしろいのあったかもしれないけど、何より一番よかったのはこの本。
推理小説なんですけどね。主人公は大学3年生の青年達。推理小説的要素も面白いんですが、その「ぼくら」のフィーリングというか波長が見事に当時の私にぴったり合ったというか、そんな感じでした。
で、翌日、またどうしても読みたくなって本屋へ。20年ぶりくらいに読みましたけど、確かにおもしろかった。小説は大人目線と若者目線がテーマみたいなところがあるのですが、今読んでみると両方わかります。当時は若者目線のみだったのかもしれないけど。
今度、息子に読ませようと思ってます。って読むかなぁ。