前のブログにも書きましたが、実は、数週間前から右手の小指とかにしびれがあって、一時に比べればずいぶんよくもなったので、ちょっとほっていたのですが、それでもなかなか完治しない。で、大学病院で検査を受けてきました。
最初、左右の指に刺激を与えたりして、どこがしびれるかとか確認したり、上向いたり、手いじったりして、
「まぁ、長時間ひじとかを寝たり酔っ払ったりして押し付けていたりすると手が1ヶ月くらいしびれることがあるんですよね。」
「とりあえず、首からくるってこともあるのでレントゲンでも撮っておきましょうか。」
ということで、とりあえずの首のレントゲン。
しかし、その写真を見ながら・・
「あらぁー。◯◯さん、ちょっと残念な結果ですねー。ほら、この首の骨と骨の間が狭いでしょ。で、なんか出ているでしょ。うーん、MRIやってもう少しよく見てみましょうねー。」
なんて言われて、そのままMRIを撮りに別院へ。
数日経過して、その結果を聞きにいったのが昨日です。
先生。「うーん、やっぱりこんなにはっきり出ていますね。」
「ほら、ここの神経なんてほとんど見えていない。」
「この横割りにした画像でも・・・。」
頚椎椎間板ヘルニアとか言って、ようは首の神経を圧迫しているらしく、このままでは5年くらい経ったらもっと手にしびれがでてくると言うんです。
そうなったら手術ですと。原因は猫背とかの姿勢が悪いせいだから、これ以上悪くしたくなければ、姿勢を正すようにしなさいね。
みたいに言われました。
つまり、直すことはできず、せめて姿勢をよくすることで進行を遅らせるしかないというわけです。
(たぶん、これからしびれが大きくなってくるかもしれないという意味だと思うのですが、)「これから筋肉も衰えていくから筋トレとかもするようにしてください。」みたいにも言われたり。
正直、5年以内とか筋肉の衰えとかいう言葉を聞いて、急にああ歳取ったということなのか!と、思ってしまいました。
でも、姿勢を正せと言われても、もう40年以上も慣れてきたこの姿勢だし、そう簡単ではありません。受け入れるしかないのかなぁと思ったり。(まぁこの時はそこまで考えらる余裕はなく、あとになってそう思ったんですけどね。)
で、その後に出た先生の言葉がこれまたショックでした。
一応、私の方から、じゃ運動とかはどうですか?と尋ねたところ、
「全然OK。走るのや泳ぐのはどんどんやってください。」
「ただ、・・・大きな衝撃を与えるような競技はだめです。ラクビーとか柔道とか、格闘技とか。」
「あと、交通事故とか酔っ払って転倒とかそれには注意してくださいね。」
「事故とか注意しろって言われて注意できるものではないと思うけど、そういうのに合ったら、不随になる可能性は高いのでそれは十分注意してください。ほんとうに。」
「タイガースの赤星選手といっしょです。」
とのこと。その時は赤星選手の意味がよくわからなかったのですが、調べてみるとやはり大きな衝撃受けると不随になっては危険なので、現役引退したんですね。
この事故に注意のくだりが、先の姿勢を正せの話より強く言われました。5年後の進行状況より、いざという時のリスクの方が話は大事ということです。まぁ当たり前ですが。
ようは、普段の生活とかいわゆるトライアスロンくらいの運動は問題ないのですが、大きな事故を起こした時、もしかしたら洒落にならないというリスクがちょっとあるようなんです。今、神経に刺激を与えてしびれの原因になっている部分が、何かの大きな衝撃で、さらに大きな悪さをするということです。
事故のリスクって、それですぐ思ったのが、バイクの転車等の事故。
で、先輩ライダー諸氏の何名かにその状況をそれとなく聞いたら、やっぱり事故はあるようです。(泣)
なので、冷静に考えて、バイク関連のレースは出ないことにしました。もしもの時に後悔してもしょうがないし。人生掛けてやるものではないし。
もちろん、そこらへんをバイクで走っていても、転倒・事故のリスクはありますけど。まぁ、レース時に比べれば、遊びペースでやっている分には大丈夫かなぁ・・との範囲で今は思っていますが。
でも、せっかく揃えたのにねー。運が悪いのか、もしかしたら、運が良かったのか。
うーん、売っちゃおうかな・・とも思ったり、思わなかったり。ここれへんはまだ揺れています。
しかし、これだけは決めました。
トライアスロンレースには出ません。
アイアンマンレース完走の目標もおしまい。
次の何かを目指してがんばります。応援ありがとうございました。