私がトレッドミルで走る時に設定する角度は1.5度です。なぜ、1.5度かというと、昔、走り始めの時、徐々に0.5度から角度を上げていったのですが、2.0度にした時くらいから調子が悪くなったので、それ以来基本的には1.5度固定にしています。
まぁ、固定にした方が今までとの比較もしやすいし、これくらいつけていれば外で走っているのと同じくらい蹴りの要素が入っているんじゃないかと思っていたからです。
(トレッドミルは地面が勝手に動いてくれるので極端な話ピョンピョン飛び跳ねていれば前に進んだことになる。よってある程度角度をつけて後ろに蹴る要素を加えて本当のランニング環境に合わせる必要がある。)
で、
走る9番ライトさんのブログでおもしろい実験をされていました。
同じ心拍数で、外とトレッドミル上で同じ距離を走るのにどれくらい時間の差があるかという実験です。
すると、外では4.5kmが27分。トレッドミルでは25分だったそうです。時速10.8Kmと時速10.0kmですね。
そこで、
トレッドミルシュミレータの登場。これで検算すると、1.5度の角度をつけて時速10.0kmで走ると、角度なしの場合は時速10.7km換算なんですね。(平地換算は酸素摂取量の理論から算出)
すなわち、私が普段トレッドミルで走っている1.5度というのは、外の平地で走るのと同じ効果があったということが、走る9番ライトさんの実験から証明されたわけです。
ということで、トレッドミルで1.5度つければ、外で走るのと同じ効果があるようです。
でも、現実は風が吹かないし、景色も変わらないし、足への刺激もあまり無いですから、普通は外を走った方がいいですよね。