2005年10月10日(祝・月)に「東京夢舞いマラソン」に参加しました。10月10日は、晴天率が一番高いと聞いていたのに、あいにくの朝から雨。都内を名所を、「一流選手から障害者まで誰もが都心を走れる国際市民マラソンを東京で開こうー。」をアピールしながら、交通ルールを守りながら歩道を走るこの大会。悪天候なら、別に無理して出ることもないのですが、昨年も参加してみて、とってもよいと感じた大会。今回も雨の中、迷わず会場に向かいました。
今年は昨年とコースが変更。昨年の新宿スタートではなく、日比谷公園スタート。東京国際(女子)マラソンラスト10kmライクなコースを通って、神宮外苑へ。その後、青山・六本木・東京タワー・汐留の都心を経て、月島・両国・浅草・上野の下町エリアへ。後半は、東大赤門・東京ドーム・九段下を経て内堀通りを通って日比谷公園に戻る42kmのコースです。
代々木RCの皆さんと走ることになっていたので公園に7時45分集合。会場は地面に水が溜まって、すごいぬかるみ状態。気持ちが変わらないうちに、着替えをします。
普段であれば外でサクサクと着替えてしまうのですが、雨が結構降っていますので、着替えテントを利用。その中も下がドロドロの、中ムンムン状態です。
いつもだと、スタート前にゼリー飲んだりアップしたりトイレいったりと一連の準備があるのですが、今回は傘さして、みんなでスタートを待っているような状況なんで、そのようなことはパス。とりあえず、トイレだけは行きましたが、まぁ、気楽なLSDだと思うのもあって、スタート前緊張も無かったです。
スタート前、あの、お天気予報の森田さんが、ゲスト挨拶。「さきほど天気図を見ましたが、今日は雨はあがりません!」と断言。おぉぉぉ、生で最新のお天気予報はありがたいが、今日はこのまま雨の中、走るのね。これで、諦めもつきました。水もしたたるいいランナーを目指してがんばりましょう。
20人ずつ、1分毎の時差スタートを採用のこの大会、700番台のゼッケンの我々は9時17分スタート。
たったらたったら、皇居前を北上します。
去年体験している、赤信号必ずストップ。たまに横断歩道とかもわたっちゃうアクロバットコース。全然慣れています。去年は、ああ調子乗ってきたのにとか、なんで階段登らなくてはとか、普通のマラソンにない状況に戸惑いましたが、これはこれで楽しいものです。
風が無いので、雨もそんなに苦になりません。時々、やんだようにも見えるのですが、そう思って、被っていたビニールを脱ぐと、あざ笑うかのようにまた振ってきます。「わかったよ。あなたの言葉を信じるよ。森田さん・・・。」
給水も5箇所くらいありました。水だったり、スポーツドリンクだったり、麦茶だったり。気温は低かったのですが、ビニール被っているせいか意外と汗は出ます。給水を出してくれるっていうのはありがたいですね。いいマイルストーンにもなるし、ちょっと休めるし。
トイレは基本的には街の公園トイレです。普通のマラソン大会だと男子の場合そこらへんで、立ってしちゃう人いますが、今回は「国際市民マラソンを東京で開こうー」をアピールする大会ですので、お行儀よく走らなければいけません。ということで、そういう人は皆無でしたね。でも、そういうコース取りをしているのかもしれませんが、街中に公共のトイレって結構あるものですね。
コースは上にも書きましたが、ほんと東京のここは見とけ!っていうところが満載で非常に満足いきます。去年は、こんなところ走るんですか??みたいなところが多かったのですが、今年はそうでもないですし。
ぜひ、遠方からもこの大会に走りにきてほしいですね。うん、海外からも。1日、この大会で都内一周すればもう、そこらへんの都民よりずーっとツウになれると思います。はとバスじゃ視線が高くてだめです。走ることによって距離感もわかりますしね。ぜひ、事務局の方々は、そこらへんを訴えて、遠方からの人も誘致したらいいと思います。
そういう意味では、東京都が考えている大都市マラソン(?)は、観光者増に大きく貢献すると思うんですよね。都内は訪れるところ満載です。歴史的な建物から最新のビルディング。昔ながらの街並みも、2kmも走れば雰囲気がガラッと変わります。
さて、天気はよくなかったですが、雨に皇居内堀の緑も映え、東京も美しいよねと思いながらのゴール。時間的には5時間26分くらい。そんなにタラタラ走っていた気もしないんだけど、結構かかりました。4時間以内で走っているのって結構すごいんだなと妙に自分を見直したりして。
ゴール後、そういえば完走証をもらってないじゃないか!ってことになって、ぬかるみの中、会場内ブースを探してみても見つからない。後から送ってくるんじゃないということになって(でも、チップとかつけてないからだれが完走したって、大会本部でわかるのかなぁ・・)その場はまぁ納得。そしたら、家に帰ってTシャツとか入っていたビニール袋を覗いたら入ってました。走る前にくれているとはさすが夢舞い(笑)。手品のようです。(ちなみに完走証でなく参加証)
来年は、東京都主催の大江戸マラソンをやるから、今年が最後かという噂もありますが、これはこれで残してもいいような気がしますね。たぶん、私に限らず、この大会の烈々なファン多いと思いますが。