もう5年くらい前になりますかね。実は大腸に指先くらいの大きさのポリープが見つかりました。まぁ、陰性ではなかったのですが残しておいてもちろんいいことがないので切除を。肛門からカメラいれてチョキンって切るのですが、ちょっと大きいポリープなのでプチ入院とかもしました。その後、2年くらいおきに、検査するようにということで、3年前に検診。そして先日10/2に、久しぶりに行ってきました。
とはいっても、いきなり行ってやってくれるわけなく、3週間以上も前に予約。事前に採血とかも行なって合併症がでないかどうかもチェックします。また、前日に飲む薬(下剤)ももらっておかなければなりません。
この検査、要は大腸内のものは全て出しておいて(もちろん胃から下はすべて空にするわけです)、肛門からカメラをいれて目視チェック。変なものがあれば、その場でサンプルを取って検査というやつです。胃カメラの大腸版ですね。
前日は、夜8時までに食事終了。ここから下剤を飲みます。3年前は、前日に飲む薬は便をゆるくさせる程度の物。だから、トイレに入り浸りってことはなかったのですが、今回のはいきなり下剤だそうで、せっかく食べた夕食も2時間で水に流されていきました。
そう思うと、せっかく料理を作ってくれた奥さんに申し訳なかったよ(笑)
翌日は8時に検査開始。当然食事はNGですが、胃カメラとちがって水分はOK。水分取れるというのはありがたいですね。
検査は準備OKになった順なので、8時前には到着。この検査準備OKというのが大変です。
まず、また証拠にもなく、下剤を飲みます。この量2リットル。まずいです。味は腐ったポカリスエット(常温)みたいな感じでしょうか?これを飲んで腸を洗浄します。まさしく洗浄。大腸の壁面に便とかが残っていると検査にならないので、きれいにするんですね。だから、前日の下剤より強力(と思われる)なやつです。1リッターくらい飲むとトイレに行きたくなります。ここの病院のルール(?)だと、まず2回は黙ってトイレにいき、3回目からは看護師さんを呼んで排出物の具合をチェックしてもらいます。排出物といっても3回目くらいになると、固形物はほとんどありません。けど、カスがすっかりなくなるまで、チェックは続きます。2リッター飲んで、出るものがきれいなお湯だけ(はは、書いていてもきたねー話だなぁーと思います。ごめんね。)になったら、検査に入れます。
正直、出すもの出すと相当疲労感があります。で、この検査準備OKが出るのが遅いと、昼をはさんで午後になってしまう可能性があります。要は、OKになった順ですので、どうしても早くOKをもらいたくなるのです。
で、我々、何回かこの検査を経験している人は、あのまずい2リッターをがまんしてハイペースでいきます。これを飲むスピードで、この検査慣れしているかわかるのです。年季の入っている人は早いですよぉー。
OKでたら、おしり方向に穴のあいているパンツをはいて、専用の服を着ていよいよ検査です。診察台に横になり、点滴をつけます。その後、鎮静剤を打たれるのですが、すぐに睡魔が襲います。だから、「お尻から入れるとき痛くないの?」とよく聞かれますけど、あまり記憶がありません。ただ、途中途中では、大腸内にカメラが当たって痛みを感じたり、ガスとかを入れるのでしょうか、圧迫感を感じたりはします。ただ、その薬のせいで、「ああなんか痛いなぁ・・・」みたいな感じです。半分夢の中ですね。
たぶん10分か20分くらいで検査自体は終了します。その後1時間くらい薬の影響が抜けるまで横になっています。あとは着替えて、検査結果(カメラ観察結果)を聞きます。
今回は、無事問題なしでした。ああよかった。ちなみに、3割負担で、事前の採血・薬・本検査あわせて全部で8000円くらい。車の定期点検より安いので、ご興味のある方はぜひどうぞ。(^^)
終わったあと、数時間はぼーっとした感じなのですが、昼食を取ったら元気が出ました。結果も問題なかったので、よーーしってことで、マラソン本番用シューズ(ターサーUL)を買って帰りました。がんばった自分にごほうびってことで!
ちなみに、前日の下剤から数えて18時間くらいの間に20回くらいトイレいきました。正直、トイレットペーパーでお尻が擦り切れそうでした・・・(泣)
汚い話、お付き合いいただきありがとうございました。