先日、2016年のオリンピック候補地に東京がトップで選ばれたニュースが流れ、物議をかもし出していますね。
IOCの評価の中で治安や警備、交通や宿泊施設など大都市としての力は高く評価されたが「市民の支持」に関する評価が低いというのが、議論の中心になっているようです。
その支持率は東京都および近郊の市民の支持は59%。マドリードが90%、リオデジャネイロが77%、シカゴが74%で随分低いじゃないかとのこと。
でも・・・。
59%の支持ってめちゃくちゃ高くないですか?日本人が昨今のこういうスポーツという娯楽分野の投票で6割近くがYESというなんて!それをマスコミが4割の方を正当化しすぎに思えるんですよね。
だいたい、反対の人の理由で気になるのが
「1964年の東京五輪は越えられない。あれを見たからいい。」と
「それよりもっとお金をかけなきゃいけないことがある。」でした。
1964年の東京云々について言う人。そりゃ日本にとって歴史的イベントだったと思うけど、52年前(2016年から数えてね)のイベントをはっきり覚えている人って全体のどれくらいだっていうのよ?というかこれからの50年を考えたら次の世代にその興奮とか与えてもいいんじゃないかなぁ。
他にお金をかけようという人。まぁそれはそれで考えなきゃいけないでしょうけど。何か夢というか将来に対しての投資っていうのもあっていいのじゃないでしょうか。これからの様々なイベントに対して、もったいないからとか今はそんな時じゃないとか、そういう考えでいくよりもね。マスコミさん、夢を持って、バラ色とは言わないまでも、盛り上げるというのはどうなんでしょうか?
今年の東京マラソン。あれだって結構、東京都出してますよ。きっと。でも、日本テレビとか放映権の関係で盛り上げたので、そういう後ろ向きの話ってほとんどなかったですよね。
正式に東京で開催が決まって、放映権取ったらめちゃくちゃ盛り上げよう!っていうんじゃなくて、最初からガンガンお願いします。マスコミ殿。