ジョギングシミュレーターをバージョンアップしました。
今回の主な変更点は・・
□自分の走った行程を簡単な操作で他の都市に移動、比較機能を追加。他。
画面上はこっそり新しい機能を盛り込んでいます。(^^)
ジョギングシミュレーターはせっかく世界地図がバックグラウンドにあるわけですから、ちまちま自宅近所だけで楽しんでもおもしろくありません。ということで、自分が走った工程(ルート)を、あの都市にコピーしたら、どれくらいの距離感なのかを表示できるようにしました。
まず、一通り、走った(歩いた)行程を地図上にいつものように表示します。その後「行程を他の都市と比較」をクリック、リストから移動したい都市を選び「ジャンプ」をクリック。
すると、じゃーん、選んだ都市にデータ移動します。その後・・・
白いピンをドラッグすると行程を移動させることができます。適当に場所を移動させてください。
まぁできちゃうと簡単に見えるのですが、実はこれを実現するにあたり、少し頭を使っています。というのは、ほらこのマップって小学校の社会で習ったメルカトル図法ってやつで、赤道から北に行くほど(南に行くほど)、東西方向が長く表示されるわけです。
一応、「走行距離」を計るというのをテーマにしているだけに、自宅周辺の1kmは、ニューヨークに行っても1kmであってほしいわけです。ところが、単純に経度・緯度を移しただけだと、距離が変わってしまうんですね。ということで、距離を合わせるために、各点を補正しています。だから、自宅周辺で正方形の形で走っても、場所が変わると・・・形が変わります。
久しぶりにサイン・コサインなんて考えてしまい、目がθ(シータ)になってしまいました。三角関数なんて大人になったら使わないよとよく言われますが、私は使いました。まんざら高校自体の勉強も無駄ではないですね。
さて、こうなるとコピー後の図形を移動だけではなく回転させたいとも思うのですが、考えると熱が出そうなので止めました。球面上を回転させるってイメージわかないし。誤差の範囲といえばそうかもしれないけど、100km以上走る人も多いからねぇ(汗)