先日のハーフマラソンのタイムが過去ワーストだったわけですが、その原因がどこにあるかを究明してみました。
今回、マラソンタイムとしてハーフマラソンを選んだのは、フルマラソンですと長い時間を走るので当日コンデション等の影響が大きいと思ったからです。
サンプルとしては8年間の8レース。毎年というわけではありませんがサンプル数としてはまずまずでしょう。
マラソンタイムとの相関が考えられると仮定するものとしては、年齢・練習量・体重等があると思います。順にその相関を見ていきたいと思います。
まず、年齢に関するタイムへの影響。40歳から48歳までのハーフマラソンのタイム推移は以下の通りです。
これは後述する練習量や体重とも絡んでくるところでありますが、この8年間の範囲では顕著に年齢との相関は無いと考えます。
次に練習量。練習量としては簡便的にマラソン大会前月の月間走行距離をしました。
相関はこの通り。
まぁ練習量が多い(走行距離が多い)方が、タイムは良くなる傾向にあると言えるとは思いますが、相関が極端に大きいとも言えません。残念なことですが、前月の練習量はタイムを決定づける要素にはならないということです。
最後に体重との相関。
おお見事にトレンドに乗っています。今まで見てきた年齢や練習量等の他の要素が複雑にある中で、これほどきれいにグラフとして表れているわけで、体重というパラメータは他の要素をも無効にしてしまうくらい強く結果に影響するということです。
体重を落としすぎて、下半身の筋力を削いだりすることは以ての外ですが、やはり適切な体重でマラソンに挑戦することがタイムを向上される重要なポイントであることがわかりました。