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戦争の経済学」。戦争が経済を活性化するのか?というテーマで過去の戦争をケーススタディにして、分析していきます。データも抱負で、こういう数字って公に結構されているんだなーというのも驚き。兵器の値段や、発展途上国の内戦、テロリズムや大量破壊兵器となかなか平和な日本にいると目がいかない項目についても考察しています。アメリカの某博士が執筆しているのですが、イラク・イランや北朝鮮などアメリカ的見方もあるし、なかなか視点が興味深いところもあります。
戦争は無いに越したことはないですが、戦争が行われる一面を掘り下げていて、なかなか戦争を無くすということは難しいのかなぁーと考えさせられる一冊でした。