先日の東京マラソン。散々な結果であったことは速報しました通り。15年位いろいろな大会に参加している中で、当然やってはいけないこと、注意しなくてはいけないことは判っていたつもりです。でも、今回、様々なやってはいけないことをやってしまいました。反省の意味を込めてそれらを振り返ります。
①まず、基本中の基本。当日は余裕を持ってスタート地点へ向かうこと。
東京マラソンは5回目(外れている人ごめん)ということもあって、勝手知ってるという過信。スタート地点はいつも一緒だし、スタート整列まで時間余るしなんてこともあったので、たぶん前より(正確には覚えてないけど)30分くらい遅く家を出ました。
ただ、今回、スタート地点への入場ゲートが個々に事前に決められていて、それが思いのほか遠かったこともあり、余裕のないスタート準備になってしまいました。結果、トイレはすでに大混雑。いつも、会場に着いてから用を足すのですが、時間的に微妙なこともあり諦めました。
(とはいえ、スタートブロック整列まで40分以上ありましたけど、それ以上に待たされる感じだったので・・・)
結果的に、レース中にトイレに行きたくなることはなかったのですが、不安のままスタート地点に立つのは、経験者としてはあるまじきことですよね。(ちなみに、ゴール後行きたくなりました・・汗)
*なお、入場ゲートに入る際のセキュリティチェックはスムーズでしたし、その近くに荷物預けトラックが待機していることもあり、理に適った運用でありました。
②予想タイムは正しく申告しよう
参加申し込みの際に、予想ゴールタイムを申告しますが、ごめんなさい、盛って申告してました。ということで、実力より早いランナーがいるブロックからスタート。最初から周りについていくと、オーバーペースになることは解っていて、控え気味に行きましたが、それでもスタート直後は少しペースが速かったかも・・・。どうせ、自己の計測はネットタイムでやるのだから、身の丈にあったところからスタートするべきですね。
③実力を過信しちゃだめというか、マラソンにラッキーはない
ね、急に速くなることって無いですよ。確かに、一人で走っている時に比べ、レースで皆といっしょに走る方がタイムは縮まります。そういう経験がドライブされちゃってましたかね。あと、体重のコントロール(減量)も今回、上手くいっていたし。また、スタート前に軽くジョグした際も、身が軽く感じたんですよね。でも、でも、突然、実力以上のものは出ません。はい。
④ペースランナーはグロスタイム
走っている途中で、4時間のペースランナー群が後ろからやってきました。(私の後ろからスタート。)これについていけば、4時間切れるじゃない。最近、ハーフでも2時間切れないけど、ちょっと一緒に走ってみよう!と後ろに付いていきました。でも、自分より後ろからスタートでグロス4時間ってことは、4時間を5分位?切るペースで走っているようです。1kmのラップをしばらく測ってみると5分35秒前後?元々、後半落ちることを加味してキロ6分を自分では想定していたので明らかに速いペースなんですが、これに付いていったのが馬鹿でした。案の定、彼らとは12~13km地点位で離れてしまい、20kmを過ぎたあたりからは、もう6分/kmも切れなくなってしまったのです。
⑤その他もろもろ
今回、前半の頑張りのせいで後半足が攣りそうに。20km以降、ふくらはぎがピクピクしていてヤバイなーという所に、沿道のエアーサロンパス個人ボランティアの方々が。お借りして、シューシューやったんですがどうも効かない。レース後、冷静に考えてみると、ランニングタイツの上からシューシューやっても、患部にはほとんど到達しないようで。意味はたぶん無いようです。
足が攣らないようにするには、塩分補給とかも言われているようですが、給食で(乾燥)梅干食べたり、それこそ前日のマラソンエキスポでもらった攣り防止の薬とかまで途中で飲みましたが、症状が良くなることはありませんでした。ホント後半は、足に力を入れるとピキッといきそうで、恐々と走る状態。やはり、トレーニングで培った以上の無理は、自身にダメージを与えていいことなしですね。ちなみに、ゴールまでは攣って座り込むことはありませんでしたが、ゴール後、完走タオルを受け取りの時、周りの人と少し接触、足が変な方向に力が入った瞬間、攣りまして(泣)その場でボランティアの方にずいぶん長い間、足を伸ばしていただきました。(お騒がせしました。すいませんでした。)
とにかく反省しきりでした。皆さんも慣れた時が危ないですよ。ご注意ください。長文失礼しました。
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