サクリファイスを読みました。
これは、自転車ロードレースの小説。23歳の青年が陸上中距離から転出して、ロードレースのプロチームに入る。そんな中から話が進みます。最初、「一瞬の風になれ」のロードレース版かなぁとも思ったのですが、そんな感じでもあるし、ちょっとサスペンスもあるしで、大変おもしろかったです。
へぇ、自転車レースってこういう風に展開されるんだぁというので、とても興味を持ったし、ロードレースの見方が全然変わりました。ランニングとサイクリングは結構、つながり深いですけど中身は全然ちがいますね。チームプレイという意味では、駅伝とかリレーが近いかといえば全然そんなこともないようだし。
タイトルのサクリファイスは「いけにえ」という意味だそうです。こういうスポーツもあるんだぁと感じるとともに、ツールドフランス見る前に読んでいたらまた見方もかわったろうなぁー。