NYCマラソン参加を決めて、ニューヨークをちょっとは勉強しておこうと思い、ご多聞にもれず「
地球の歩き方」なんぞを購入して勉強しております。まぁ、あれはあれで、ガイドブックとしてはいいのでしょうけど、もう少し泥臭いニューヨーク関連本がないかなぁーと探してみると、この本を発見しました。
「
アイ ラブ ヌーヨーク」(アキエダユミ著)
この書籍は、ニューヨーク情報関連サイトで有名な
NYLYで紹介されていることもあり、その手の(どの手だ?)人たちには有名な本のようです。
内容は裏表紙によりますと
「三十代キャリアウーマンの人生・結婚をかけた海外生活。年下の彼との甘い生活が待っているはずだったヌーヨーク。突然の出来事に傷ついた心・・そして、優しい人々に支えられて暮らした日々
笑って泣けて、同時多発テロ後のNYで暮らすエイリアン(外国人)の生活がわかる、抱腹絶倒のアキエダ悶絶ストーリーエッセイ」とあります。
そう、エッセイですので、観光書でもノウハウ本でもありません。そういったハード的な物よりどちらかというと、著者の心理面を
前面に書いている感じで、逆にそれを通して、ニューヨーク(ヌーヨークか)の街や暮らしている人々の雰囲気をつかむことができます。また、著者はヌーヨークは、一通り人生経験を積んだ大人(30歳以上?)の街だということ感じ、主張していますので我々世代には、「ものさし」がいっしょで面白いかもしれません。
あまり内容を書くと、もし読もうと思っている方にはネタばれになるので書きませんが、帯の解説には「これは泣けるかも・・・」とあります。抱腹絶倒の悶絶ストーリーの中にも、ちょっとホロっ
て場面があって、なかなか愉しめる本であることは確かです。
こういう風にヌーヨークで生活や仕事するレベルまでいかなくても、外国語話せるってうらやましいなぁーとやっぱり感じてしまいました。