「まさ」のあれこれWeblog
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2006/02/20>
第40回青梅マラソン
<場所:青梅 11時50分スタート>

第40回青梅マラソン
 自分の中では、初めての3年連続出場大会。この青梅マラソンを過ぎるとだんだん春に近づいてくる。それくらい、この大会が1年のうちで一番寒さを感じる時だと思っていた。
ところが、今年は、強い風も無く気温も極端に下がることなく、まぁ日は差してないのだが逆にへんに気温があがるわけでもない、マラソン日和というのにふさわしいコンデションだった。

レースの前は、足の故障や風邪の為、ここしばらくまとまった走り込みは無し。10kmやハーフであるなら、勢いでいけそうな気もするが、青梅は30km。故障した足が持つか?練習不足で体力が持つか?初めて、途中棄権の可能性を考えて臨んだレースとなった。

ということで、事前に目標タイムを定めることもなかった。とりあえず、去年のタイムを確認。前半1km5分ちょい。後半1kmを5分弱で2時間30分37秒だった去年。まぁ、元気なうちはそれが目安かなぁ。それ以上は行けそうでも、練習量から考えてあきらかにオーバーペースとなりそうなので、抑えていくべきと、一応を考えてはみたが。

今年のウェアは、長袖シャツにハーフパンツ。いつもは、走中の暑さを考えてできれば短いウェアをと考えるのだが、今年は正直、リタイヤ後の寒さも考慮してこれに決めた。腕に巻く小さな小銭入れも持ってきたが、リタイヤ時はバスに乗ればいいやということで、さすがに、小銭は持たずにスタート地点へ。

スタート直後は、やはり混んではいるが、それほど気になるほどではない。自分にとっては、足がどんな状態か不安があるので実はスロースタートの方がありがたい。ああ、これくらいがいいなぁと思いつつ2km地点で(1kmは見忘れ)10分47秒(1kmあたり5分23秒)と、スローペースで入っていった。

直近の練習では7km前後と12km前後でで足が痛くなって練習を中止している。そこらがまず自分の足のチェックポイント。
どうにか、難なく5kmを通過。25:52(5:24-5:24-4:59:5:11-4:55)

1年ぶりに帰ったきた、という懐かしい風景が出てくる。青梅はコースの景観がものすごく変化に富んでいる。そして、毎年変わらない応援がうれしい。

さて、ちょっとした登りそして下りが続く7-8km地点。無事に越える。まだ大丈夫。ここまでは順調。意外と練習しなくてもいけるのか?と勘違いが・・。10km通過。24:59(5:02-5:02-5:05-4:52-4:58)

これ以降、ダラダラと登りが続く。それもあるのか、足が重くなってくる。呼吸系ではなく、まず足に疲労感を感じる。これが練習不足というものなのだろうか?極端にタイムが落ちているわけでは無いが、去年はこんなに廻りに抜かれることは無かったよなぁーと思う。足の痛みはまだ起きていないが、ここらへんから、長距離マラソンの洗礼を受けるんだろうか?
12km。13km。もうすぐ折り返し地点。最低でも半分までは行きたいと思っていた折り返しまでもう少しだ。14kmを越え、ついに折り返し。よしっ。そして15kmポイント。リグによるラップが計測される。これで、15km迄は走ったという正式なタイムが記録される。とりあえず、「全く記録無し」は無いわけだ。
15kmは25:32(4:53-5:12-5:11-5:06-5:10)

さて、後半は下り中心。去年だと、ここから1km5分を切ってガンガンいくところだ。しかし、スピードが出ない。下りなのに・・。
明らかに足が前に出ない。これも練習不足からなのか?
膝が痛くなってくる。膝がレース中痛いなんて久しぶり。ああ、やっぱり甘くはないな。そんなに、簡単にはいいレースなんてできるわけがない。下り中心の20kmポイントまでが25:29。(5:01-5:11-5:07-5:05-5:05)

でも、20kmまで来れたじゃない。20kmのリグタイムも取れたし。そんなことを考えながら後半の山場22km地点。登り。



来た。ついに、心配していた腿の部分の痛みが出てきた。まだ、3分の痛みだけど、どうする?
たぶん、登りになって急に足に負担が来たのが原因だ。できるだけ足に負担をかけないように、上半身を使って走る。ペースも落ちるけどしょうがない。

幸い、これ以上悪くはならない。すぐにリタイヤはなさそうだ。でも、そろそろ限界かなぁ。ファンモードにスイッチ?タイムもそんなによくないし・・・。そんなことを考えながら1km。

でも、たしかに足の調子はよくない。徐々に落ちてきたタイム。もうがんばっても記録は出ない。

しかし、あと7kmくらい?心拍系は大丈夫だし。もう少しがんばってみようかな?うん。考えてみれば前回のNYCマラソン。その前の長野マラソン。ファンモードに切り替えたのが正しかったのか?切り替えたとたん、つらい消化レースが始まったんだ。モチベーションが切れたとたん、つらいレースが始まる。まだ、行けそうなんだから、うん、もうすこしがんばってみよう。

そこから、あごを引き、拳をグッと握り、前を向いての再スタートだった。廻りに抜かれて、抜かれて、抜いて、抜かれての25km。25:42(5:10-5:25-4:52-5:05-5:10)

最後の関門25kmは制限時間内通過。いや、ここから歩いたって、たぶんゴール制限の3時間40分は切れる。私の今年の青梅。最後までの道が見えた。

しかし、ここらから、今度はふくらはぎ。うわぁー。攣るのか?いや、大丈夫。気持ちを強くもつ。応援も多くなってきたし。

「あと5km」「あと4km」を見て気持ちに鞭が入る。廻りも苦しそう。私は、まだいける。最後のスパート開始・・・。

あと3kmは、あと15分。
あと2kmは、あと10分。

そうすれば無事に、リタイヤ無しに帰ってこれる。

あと1km。もう5分はかからない。

最後のカーブを右に曲がり・・・・ゴール。

ラスト5kmは23:54。(5:05-4:49-4:48-4:47-4:25)

良かった。無事に帰ったこれた。足も持った。よかった(けっこう感激)。


結局、グロスで2時間31分35秒は去年より1分近く遅いけど、でも逆に最後はよくここまでまとめられたなと思うレースだった。
怪我で練習しないと、どこでどうなるかもわかったし、でも、どれくらいまでは切れなきゃできるんだっていうのも知ったし。
うん、今回は、学ぶこと多いレースでした。

来年は東京マラソンの影響で2月4日開催らしい。東京マラソンの2週間前。今回の結果をマイルストーンにして、ふたたび挑戦してみようかな。

なお、足の方だが、レース中はアドレナリンが出ているのか?終わった後、というか、仲間とのお疲れ会の後、自宅に帰ってから、痛さヒシヒシ。階段を上るのも一苦労。翌日もビッコを引いての状態だった。しばらく、休養。

でも、なんだかんだいって、「青梅はいい!」



30km一般男子(グロス) 2時間33分49秒
30km一般男子(ネット) 2時間31分35秒
種目別順位(グロス)????人中2702位 30km一般男子



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22:14 ||

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