東京万世橋の交通博物館が今月の14日をもって閉館します。ここ、子供の時何回か親に連れてきてもらって好きな場所の一つだったんですよね。それが閉館とは(泣)。ということで、次男(小3)を連れて、行って参りました。
ゴールデンウィークもあとわずか&同じようにここの閉館を悲しむファンで、ものすごい混雑でした。すでに、博物館は「さよならキャンペーン」中で、いたるところに「さよなら」の文字や、館の歴史等が書かれています。
メインはやっぱり、1F入り口近くにある模型鉄道パノラマ。昔もごったがいしていましたが、今日はもう超満員。パンダが初めて上野に来た時以上にものすごいことになっていました。小さい子を持つ親はすべて肩車。子供達は前に陣取りその後ろを何重にも観客が重なります。はっきりいって普通では見れません(^^)。すいませーん、子供が通りますので・・・とか言ってどうにか奥に。そしてやっと見学。
じーーーん。うーーん、感動。これだよ、これ。この鉄道模型の規模は子供のいや大人になってもあこがれの世界です。こいつはほんとにすごいや。
模型の運転も最後なのでフル回転で行われているようです。
その後、現物大のSLや旅客車、信号、線路とかを見学。昔に比べてシュミレーション物が増えていて、長蛇の列になっていました。
昔のままでしょうか、天井にはヘリコプターと日本で初めての飛行機が展示されていました。2F・3Fに展示されている自動車や船の展示物はたぶん昔のまま。JALのシート(ビジネスクラス)がドーンと展示されていて、30年前であれば、飛行機=あこがれ=展示の目玉だったんでしょうけど、今では見学で疲れた人の腰休めになっていました。
全体的にこの交通博物館、昔のままっていう印象。この博物館自体をパッケージにして、昭和博物館みたいなやつに並べたいくらいの素敵な場所でした。
来年の10月に鉄道博物館として埼玉に引き継がれるそうですが、このノスタルジーの雰囲気や、そして鉄道以外の展示物はどこかに行ってしまうのでしょうね。
あと1週間ちょっと。東京近郊で、お暇な方はぜひ見に行ってみてください。おすすめ。