実は私の住んでいる区とオーストラリアのIpswichという市は姉妹都市だそうで、毎年交換で中・高校生を交換しているらしいです。で、うちの長男の中学校からのお知らせプリントで、ホームステイ受入れ募集をしていて、ためしにエントリーしてみたら、当たったというか、お願いしますっていうのがきたのが数ヶ月前。
そして、先週の金曜日から2泊3日で一人の若者が我が家にやってきました。
B君は16才。今回の練馬への訪問団は、Ipswichの2way Bandという吹奏楽の中・高校生。彼らの日程は、
木曜日 夕刻日本着。某中学校敷地内にあるセミナーハウス(泊)
金曜日 昼、区内某中学校体験学習。夜、区役所でホストファミリー(我々ね)とのウェルカムパーティ。我が家(泊)
土曜日 ホームステイ先にて。我が家(泊)
日曜日 午前中、セミナーハウスに戻る。午後、某中学校で演奏会。区内の唯一大きめのホテル(泊)
月曜日 横須賀にて演奏会 区内ホテル(泊)
火曜日 浅草見学 帰国
だそうです。
そもそも、AirForce所属のバンドのようで横須賀訪問とかもあるみたい。しかし、スケジュールもハードだし、そんなにリッチな旅行でもなさそうですね。
うちに来る前は、こちらとしてもそんなに緊張してはいなかったのですが、ウェルカムパーティ会場に到着するころには結構ドキドキ。どんな子がくるんだ?2mとか身長があったらどうしよう・・・とか。
実際、B君はシャイな青年でした。バンドではタイコをやっているらしい。
ご存知オーストラリアの公用語は英語で、私はあまりできませんが、うちの奥さんはたまに近所に英語習いにいったりしているレベル。(とはいえ、私よりちょっと出来る程度。)まぁ、ホームステイの青年とはまずまずコミュニケーションは取れるだろうと思っていたのですが・・・甘かった(^^)
日本でもオーストラリアでも同じなのかもしれませんが、16才くらいの年頃男子って、ぼそぼそしゃべるんですよね。アーンド、オーストラリア訛りっていうか、よくわからん・・・!こっちからいうことは(たぶん)伝わるんですが、その返事がよくわからないのですよ。だから、会話がキャッチボールにならない(^^)
まぁ、それでも、どうにか1日目(といっても夜に初対面だから数時間だけど)は終了。
さて2日目。ところが、この日はうちの次男の運動会。これサボってどっかいくわけにもいかないし、逆に日本の運動会を見せるのもいい体験だろうと勝手に解釈。連れていきました。とはいえ、私でさえずーっと見ているのは飽きてしまう運動会。昼まで見て、近所のスーパーや家電量販店を見せてまわって、ジーパンが欲しいというので、ジーンズメイトっていう若者向けのチェーン店に連れていったり。
家に戻ったのが3時。せっかくのホームステイで、行ったのが運動会だけじゃかわいそうだし、他のホームステイの人達はいいところに行っていたら、彼もかわいそう。(全てのホームステイ先が運動会ということではもちろんない。)なので、運動会の後どこかに連れて行こうとうちの奥さんと考えていたのですが、はてどこがいいんだろう?
浅草は行くみたいだし、お台場とか新宿?彼に聞いてもどこでもいい・・という感じ。しかし、あまり観光みたいなところに行っても、正直会話が弾まないので間が持たないかもしれないという不安も・・・。
ということで、ディズニーランドに行くことに。行きましたよ。4時ごろ出発。到着5時すぎ。花の土曜日はランド内も混んでましたねぇー。
それでも、まぁ結構喜んでいたようで、エレクトロニカルパレードとかも写真いっぱい撮っていたようだし。地元の弟・妹にお土産も買っていたようです。
帰りはお台場や東京タワーの夜景でも見せてあげようと遠回りドライブをしましたけど、疲れたらしく寝ちゃってました。夜景は私たちが楽しんだ次第で・・・。
しかし、若いのになかなか食は進まないのか、細いのか・・あまり食べませんでした。それがちょっと心残り。日本食とかはやっぱりだめみたいですね。おにぎりとか海苔がいやみたいで、二つに割ってほじって食べていたし、かといってパンとかもあまり食べないんですよね。緊張していたのかなぁ。フルーツはぼちぼち食べてましたけど・・・。
まぁ、そんなこんなで、あっという間に最終日。この日は朝10時までにセミナーハウスまで送り届けなければいけません。ということで、朝食後、記念写真を撮って、我が家を出発。その後、午後、彼らの演奏を聞いて我々の役割はおしまいです。さすが、空軍所属のバンドだけあって区の中学生の吹奏楽部より全然上手でしたね。
我々は受け入れ側なので、まぁお気楽にやりたいことやっていたわけですけど、やっぱり終わってみるとちょっと気疲れ・・・。ふぅーーって感じです。
なんか外国に行くと、英語話さなきゃー・聞かなきゃーっていう緊張感ってありますが、それを感じることができて2泊で外国に行っていたような気持ちでもありました。
結構おもしろかった♪
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