「まさ」のあれこれWeblog
職業はランナーでもプログラマーでもないけど・・
   
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2007/01/21>
第31回千葉マリンマラソン
<場所:千葉マリンスタジアム・幕張メッセ周辺コース 1月21日10時10分スタート>

千葉マリンX
去年、雪で中止になったこの大会。なので2年ぶり2回目の参加となる。この大会、31回目を向かえる大会なのだけど、史上最悪の結果(?)となる。

スタート1時間半前の8時半くらいには会場到着。ナンバーカードを受け取って、そのままマリンスタジアムの内野席に。この日は内野席が解放され、着替えや応援の人達の休憩場所となる。そこでは、既に開会式が行われていた。

ハーフ一般の部のスターターである小出監督が挨拶。「この大会には、Qちゃんも千葉真子も鈴木博美も有森も走らせてもらっています。歴史、由緒ある大会です・・・。」等々。たしかに30回を越えれば立派ですよね。

さて、やっぱり冬のマラソンは寒い。この日、陽が出て無く風も少し吹いている。アップしてトイレに行って、そして、気合いを入れて上着を脱ぐ。スタートしちゃえば気にならないんだけど、それまでは寒いよね。

今回のとりあえず目標は、前回のハーフで成し遂げられなかった4分30秒/kmのハーフ1時間35分。体重増が気になるけど、いけるところまで行ってみましょう。

この大会、前回から(前回は雪で中止だから実質的には今年から)1km毎の距離表示となった。5km毎の表示だと20分以上もペースがつかめないわけで、突っ込んだり遅れたりしてどうも経験上うまくいかない。前回走った諏訪湖のハーフマラソンは前半突っ込みすぎて、後半大失速。そういうことがないように、今回はきっちり終始ペースを守って行きたいと思った。

スタート後、最初の1km表示を見逃す(?)。2kmの表示時のタイムは8分42秒。1kmあたり4分21秒とちょっと速い。このコースのいいところは、スタートからしばらくは3車線を使って進めるというところ。参加者は5000人ちょいだし、スタート時にわりと前の方から出ることができれば1kmも行けば混雑ということは全くなくなる。

3kmの表示もまたまた見逃し(?)、4km地点。この2kmは8分55秒。まぁいいペース。しかし、前回参加した時は気づかなかったんだけど、スタートから徐々に下っている感じがする。ということは、後半登り?うーん、ちょっと不安。

5km地点はスプリットタイム測定場所。5/10/15/20kmのスプリットを計ってくれるようだ。それにゴールタイムももちろん計測されるわけだから結構いいよね。この1kmは4分29秒。おみごと。

6km地点表示。無し。って、大会要領に1km毎ってあったけど実は1kmや3km地点も見逃したんじゃなくて無かったんじゃねーの?おいおいどうなってるのよ。まぁ2km毎に出てくる分にはタイムを2で割ればいいだけどね。7km地点はちゃんとあって、この2kmは9分ジャスト。おみごとの4分30秒ペース。

私の怒りが通じたのかここからしばらくはちゃんと1km毎に表示がある。8km地点で1km4分27秒、9kmで4分24秒。そして、スプリット測定の10kmが4分29秒。まぁ、ここまでは順調。まだ10kmだからね。できて当然。

折り返し地点を経て、Uターン。坂があったとすると勾配は逆。追い風だったのなら向かい風。前半はたぶん30秒くらい貯金を作ったので、1kmラップで落ちることがあっても焦らず粘っていおう。11kmで4分32秒、12kmで4分28秒。

ここで、このコースの特徴である稲毛海浜公園に入る。今までは国道の広い道を走ってきたが、ここでの数キロは公園内を走る形となるのだ。前回出た時は、ここらへんで結構足に来ていて、公園ランはいいイメージが無かったが、今回は右へ左へ進むコースが結構おもしろい。そんな気持ちもあるからか、あっという間に公園出口。ふぅ。

とはいえ、そろそろ体が重くなってきた。うーん、次の1km表示はまだか?あった17km地点。時計は11分49秒。ん?これって、2で割るのか?3で割る?あれ、なんか脳に血が廻っていないぞ。よくわからない。あれ15kmのスプリット計測は?なんか混乱してきた。

次の18kmが見える。タイムは2分40秒。ありえない。時計がおかしい?でも、幕張のホテルはずいぶんはっきり見えてきた。何はともあれあと3kmちょいだろ。

そして、コース最難関の美浜大橋を迎える。橋のトップへのゆるい登り坂と海から吹いてくる向かい風が後半疲れている体に襲いかかる。スピードは遅くなるけど、前のランナーには追いついてやる。橋後半の下りで抜かれるかもしれないけど、登りでは負けるものか。

19kmはあいかわらず表示なく20km。この2kmは8分50秒。たぶんこの計測は正しい。

あと1kmちょいだ。ラストスパート・・・。といっても、なかなか前のランナーに追いつけない。みんな必死。ハーフマラソンのラスト1kmはいつ走ってもきつい。
ゴールは千葉マリンスタジアム。最後のコーナーを曲がって、走りづらい人工芝を必死にもがくように進む。前にFINISHラインが見える。公式時計も見える。1時間30分を切っている!!

ゴール。自分の時計を見る。1時間21分32秒。えっ、それはありえない。やっぱ時計がおかしい。隣のランナーにゴール時間を聞く。すると彼も21分台だという。でも、やはり彼もありえないと。周りでみんな苦笑いしている。「17km地点がおかしくなかった?」「公園内短くない?」
どうやら距離が短かったようだ。って、どれくらい短いかはだれにもわからない。喜びもすっかり吹っ飛んで、着替えの為に内野スタンドに戻る。

そこでは、すでに5kmや10kmの表彰が行われていた。その後、大会委員長という人の放送が入る。それは、コースの誘導ミスをしてしまったということ。約2.6km短いコースとなってしまったこと。なのでこれは参考記録となるとのこと。等だった。とりあえず、わかっていることだけ報告しましたとのこと。


2.6km・・・汗。1kmくらいのずれだったら、予想タイムとかを計算できるが、ハーフで2.6kmも違ったら全く予想もできない。たとえ4分30秒で刻んでこれたとしても、この残り2.6kmというのはそれからのペースが5分にも6分にも十分成りうる距離だ。一番きついところが無いわけだから、いったいどんなレースだったか、どう考えればいいのだ?

15kmのスプリットを計る装置はだれも通ることの無いコース外に置かれていたんだろう。3つある給水所の最後の給水スタッフも誰も来ないことを知らずに誰も取ることのない紙コップを並べていたのだろう。なんなのそれって?

そもそも、約束どおり、ちゃんと1km毎にスタッフを置いて距離表示を示す体制を引いておけば、いきなり12kmの後が17kmっていう矛盾も気づいたんじゃないだろうか?

陸連登録の部のハーフは我々一般の部よりも5分先にスタートしている。彼らが間違ったコースを進んでしまい、それを知った大会関係者はなぜそこで後続を誘導し直さなかったのか?少なくても陸連組と我々との間には5分以上(10分以上か?)の差はあったはずで、なにもしなかった彼らは何を考えているのか?間違いを知らせる放送だって、私がゴールしてからずいぶん経ってだから、たぶんトップ選手がゴールしてから30分近く後じゃないだろうか?

まだ、私の場合、今回のレースは本番前の練習・調整の意味合いが強い大会だったが、これを本命していた人、初ハーフに挑戦だった人・・・、とても可哀想な気がする。

そういえば、2年前のこの大会は、参加証が直前になって送られてきて(間に合わなかった人もいたらしい)、問題になったよね。今年は年明け前に早々に送られてきて、逆に焦ったけど。
31回の歴史って何なんでしょう?「慣れ」から来たミスですなんては言わないでもらいたい。

たぶん、この後、大会のホームページ等でお詫びのセリフが載って幕切れかな?2ヶ月以内くらいに再レースしますなんて言ったらすごいけど、それはさすがに無いだろうね。

ということで、もしかしたら最後の大会になってしまったかもしれない千葉マリンマラソン参加記でした。ふぅ。


一般男子 (18.2830km)(ネット) 1時間21分34秒
一般男子 (18.2830km)(グロス) 1時間21分49秒
一般男子順位664人中4790位
総合順位680人中5530位

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19:37 ||

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