「まさ」のあれこれWeblog
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2007/01/06>
消えていく町
 昔、うちから歩いて数分、距離にして100mくらいのところにお風呂屋さんがありました。で、風呂屋さんの周辺には人が来るっていうことでちょっとした商店が集まりますよね。
ブルドーザー
実際、そこの場合は、風呂屋さんを中心にして、「お菓子屋」「乾物屋(のちにコインランドリー)」「食堂」「八百屋」「肉屋」「床屋」そして「酒屋」がありました。もう30年以上前です。例えば、何かのときにそのお菓子屋でアポロの形をしたお菓子を買ってもらったし、そろばん教室に行く途中、そこの肉屋で友達と10円のハムカツを買ったものです。
割合、早いほうだったんじゃないでしょうか。そこの風呂屋さんが店を閉めたのは。まぁ400mくらい行ったところに別の風呂屋さんがあったのもあるだろうし、お風呂付きの家も増えたきたってことがあるんでしょうけど。時期でいうと25年くらい前には閉めちゃったのかなぁ。ちゃんと煙突を含めて取り壊してしまいました。
で、風呂屋さん無くなっちゃうと、やっぱり人の集まりも悪くなるんでしょうね。お菓子屋が無くなり、八百屋が消え・・・今では、床屋と酒屋しか店としてやってなく、他は改築とかしてすっかり店から一戸建てに変身しています。だから、ここに最近来た人はここにちょっとした商店街があったことなんで気がつきもしないでしょうね。

さて、そして、そこに都道が通るということで今いっせい立ち退きになっています。この計画自体はそれこそ10年以上前からあったのですが、ここ1年で急速に立ち退きのピッチが上がっています。そのミニ商店街、全て新しい道路予定地の中に入っています。最後まで残っていた酒屋はすでに自動販売機が消えています。床屋は今年店を開けるのでしょうか?

ここに道路が通るということは・・・その元商店街は、跡形も無く消え去ってしまうんですよね。今でこそ、まだ小路の後とかあって、どうにか記憶を呼び起こすことができます。でも、近い将来、完璧に、そうまるでブルドーザーでずどーーんと取り壊してしまうかのように、子供の頃の思い出が完璧に取り崩されてしまう。

地元の人はいまさら太い道なんかいらないんですけどね。

22:18 ||

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