ニューヨークシティマラソンの
公式ウェブサイト。これがなかなかすごいんです。
日本のマラソン大会でも公式サイトを持っているところは多くて、北海道マラソンや長野マラソン等は参加前・後のチェックは欠かせません。
しかしながら、このNYCマラソンのサイトは、さすがIT王国アメリカって感じか。参加人数やもちろん参加料も上記の日本の大会に比べても大きいので、サイトにかける予算も違うのかもしれないけど、それだけでは比較できないほど、質・量ともに立派です。たぶん、ウェブに力を入れてるっていうのが、国の違いなんでしょうね。
どう違うかというと、まず情報の出し方がうまいですね。
最近になって、写真付きのコースガイドや、高低図が出てきました。たぶんそんなの去年の分もあるでしょうから、ずいぶん前から掲載できるでしょうけど、本番が近づくにしたがって、徐々にサイトのボリュームを出していくんですよね。ですから、たまに覗くと、あらこんな情報も掲載されているっていうサプライズがあります。
もちろん、技術的にも、おっ!と思わせるのがあって、JAVAかなんかを使っている
コースシュミレーションでは、去年女子で優勝したラドクリフと今年の私の結果を比較、いっしょにシュミレーションしてコースを走らせることもできます。
その他、この大会自身、本大会の他に、マラソンエキスポがあったり、フレンドシップランや、カーボパーティ、またペースランナーがいたり、1マイル毎に音楽の演奏があったりで、伝えるべき情報量が多いのも事実です。
それらの情報が適度のペースで更新されていきますから、何度見ても飽きがきません。(一度では英語理解できないというのもありますが・・・)
レース1ヶ月前からは日替わりのTIPS(耳寄り情報)が書かれていたりします。
日本の大会も、今ほとんどが、ネットで探してネットで申し込んでネットで結果を見て・・・って感じではないでしょうか?
もうすこし、公式サイトに力を入れてもいいと思いますけど。そういうのも、来年度東京で行われる予定の、大都市マラソンに期待したいものです。