11月5日(土)。ニューヨークシティマラソンのプリイベントでもあるインターナショナルフレンドシップランに参加した。これは、米国民以外のニューヨークシティマラソン参加選手が、前日の朝、国連本部前からセントラルパークまでの約4マイル(約6.4km)、各国特徴ある格好をしてジョグする大会だ。
スタート時間は案内によると8時20分。ただその前の8時からAbebe Bikila Awardの表彰式とある。あれ、これってこの前、野口みずきが日本人初受賞とか報道されていたやつじゃなかったっけ?もしかして、彼女もこちらに来てる?だとすると、早めに行って前の方を確保しなければ・・・。ということで、宿舎から7時前には出発。歩いたりジョグしたりで、集合場所である国連本部に7時30分頃には到着した。
この時点でもう多くの人が集まっていて、国連の脇の広場に入っている。ここで持参した祭りのハッピ姿に変身。さすがに宿舎からここまでこれを着て参加するのは抵抗があったので(笑)ここで着替えとなった。
うだうだしていると、イタリア人集団が写真を撮ろうと寄ってくる。もちろんOKということで一緒に記念撮影。すでに多くの場所で記念撮影が始まっている。また、あっちこっちで奇声を上げる外人たち。だんだん会場は盛り上がってくる。
8時。司会者登場。彼の"Welcome to NY!"の一言でニューヨークシティマラソンに参加していることを実感。ついにキターーーーって感じ。
何人かの挨拶の後、野口みずき登場。日本語と英語で挨拶。日本から来たと思われるカメラマンを中心に写真を撮られていた。
さて、ここからスタート地点の1stAve.に移動してスタート。ここで代々木RCの
マヒナさんや、去年もこれに参加してアドバイスをいただいた
まっちさん。そして、
ランママこと佐藤光子さんにお会いする。1stAve.はすぐ隣だが、この道に出るのに時間がかかりすでに先頭はスタート済み。まぁ、競争じゃないからいいけどね。
参加者はどれくらいだろう?アメリカからの参加者がいないのと任意なので数千人くらいか?ニューヨークシティマラソンとしては、おまけ的なイベントなのかもしれないけど、もちろん道路は封鎖。我々に開放している。おまわりさんも、ご苦労様。国連前からまず42ndStr.を西へ。そして6thAve.を北上してセントラルパークに向かうというまさに目抜き通りを外人の我々だけで独占である。
はたして日本で同じように、外人の為だけに、例えば銀座通りを全面閉鎖して走る機会を与えるだろうか?それを考えると、この大会のすごさを考えざるえない。
途中写真とかも撮りながらLSDペースでセントラルパーク到着。その後、セントラルパーク内を少し周回するはずが、後から地図を見るとショートカットしちゃったみたい。(我々の周辺の人みんなが。)でも、無事にゴールに到着。
このゴール地点は翌日の本番のゴールに近いので、すでに観客席やその他の準備が整っていた。明日はここに向かって走るのかとちょっと感慨深め。しかも、ボランティアが既に多数参加。彼らも我々を盛り上げている。
ゴール後、Tavern on the Green横のテントで支給された朝食を食べる。ベーグル・ヨーグルト・バナナ・ゲータレード・水(なぜか500cc2本!)その他。マヒナさんや隣の外人としゃべりながら食べていたら、もう終わりだから出ていってくださいと言われた。周りを見るとほとんど人がいません。(汗)
それでも、公園横でおしゃべりをしていると、野口みずきが横に。おお、日本の大会だったら、ゴール後のこんなところを歩いているなんて考えられないぞ。受賞のおめでとうを声かけた。
あっという間に終わったこのInternational Frendship Run。絶対に日本じゃ味わえない独特の雰囲気と、道路閉鎖やゴール地点での手厚い歓迎に主催者の本気を感じた。特別な大会に参加できたことに大満足でした。
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