先日のこと。
いつものように、いつもの時間の通勤電車に朝、乗っていました。
割と空いているので、2回に1回は途中の駅から座っていけます。その場合は、ほとんどのケースで熟睡です。電車での睡眠は私のライフスタイルの一部になっていると言っても過言ではありません。
さて、その日。私が座っているある女性の前のつり革につかまって立っていると、彼女がしきりに隣の席の男性と彼女の席のわずかな隙間あたりを気にしています。
彼女のその気のしかたが半端じゃありませんでした。それこそ、15秒に一度とかそれ以上の頻度で、そちらをチラ・チラと見ています。なにかシートが汚れていて、それが自分に付かないように気にしているのでしょうか。でも、異臭とかはしないので、その手のものではないようですけど。
チラ・チラ。まだ、彼女は気にしています。隣の男性は熟睡中。何をそんなに気にしているのか。イビキでもないし。
チラ・チラ。・・・・。いったいそこに何があるの?気になってしょうがありません。彼女は反対側に精一杯詰めています。いったい何が?
そして、電車は某ターミナル駅に近づきます。普通、座っている人って、電車がホームに着いてから、もしくはドアが開いてから、席を立ちますよね。その女性は、ああやっと駅だわという感じで、到着のずいぶん前に(それこそ最初の減速のブレーキをかけるあたり)早々と立ち上がって出口に向かって行ってしまいました。
当然、私の目の前の席が空いたので、私はすわります。でも、その隣の人とのわずかなスペースには特になにもありませんでした。
いったい、なんだったんだろう。と思いながら、座った後、再度、彼女と同じような感じで、視線を隣の人の、そうちょうど腰のあたりに目を移すと・・・。
えぇぇぇぇぇぇぇぇーーーー。
【 続きを読む 】